デジタルマーケティング

マーケティング担当者が行うFMEAとは?その意義と段取り

また何かあらたな儀式が流行り始めているようです、社内で。w

タイトルにかかげたFMEA(Failure Mode and Effect Analysis)というプロセスです。

 

1度体験してみましたが、、、う~ん。。「これめっちゃ時間かかって嫌だなぁ・・・」って感じです。。。またまた某大手コンサルからのアドバイスかな?とおもったら社長が前職時代にやってたっぽいですw

 

FMEAという単語自体はけっこう一般的のようで、ググるとうじゃうじゃ出てきますね。

一般的ということはそれなりに効果もあってそうなっているのでしょうけど、うちでやったそれ、そもそもやり方合ってるの?私のプロジェクトにも有効に使えるの?けっこう業態やプロダクトを選ぶんじゃないの?

って気になってしまったので、いろいろと調べてみました。

 

ちなみに私はマーケティングの部署でデジタルマーケティングの仕事をしています。

ウェブサイトを企画したり、デジタル広告をディレクションしたり、アプリやサービスの企画・UI/UXの設計などその他いろいろとデジタル系で消費者とつながるいわゆるto C の部分を企画しています。

調べてみたところ、けっこうモノづくりのリスク管理・品質管理専門の人もしくはそれに近い人がみっちり書いたような難しい記事ばかりでしたが、

こちらのFMEAの記事はマーケティング系の部門の私でもかなり分かり易く説明されていましたので詳しく詳細を理解されたい方はこちらの記事を読まれてみると良いです。

 

私はもうすこしFMEAを噛み砕いてまずはざっくりと理解する事で、自分の知識とし、職場で使える物なら使うべくスキルとしていきたいというスタンスです。

自分の中に落とし込む手段の一つとして記事を書いて行きたいと思います。私と同じようにまずはザックリと理解されたい人のお役に少しでも立てれば嬉しいです(^^)

 

 

FMEAとは?

 

Wikipediaによると、

「設計の不完全や潜在的な欠点を見出すために構成要素の故障モードとその上位アイテムへの影響を解析する技法」

よく分かりません。w

いろいろ調べてみた結果、このように理解すると間違いはなさそうです。

「故障につながる考えられる欠点(原因)を洗い出しスコアリングして対応内容を決める技法」

 

 

FMEAの意義は?

 

「モノづくりにおいて、起こりうる故障や不具合を事前に把握しておき品質・安全性を向上させるため」と理解できました。

うだうだ考える前に「小さく試してラーニングを得るべき」派の私にとっては悩まされるプロセスかと直観的に感じています。w

車や金融システムなどを作るチームなどにとっては大事なプロセスなのかもしれませんけどね。

 

正直、われわれのデジタルマーケティングの仕事、我々のプロジェクトが生み出す価値は人命に関わるものでも、人のお金に大きく関わるものでもありません。

なので、厳密にそこまで事前にリスクを洗い出しつくす事にそこまで重きを置く必要はないので、我々には必須のプロセスとは思えませんが、投資判断をする経営陣にこれを見せる事でかれらを安心させたり、プロジェクトチームを信頼してくれるかもしれないという事が意義と言えば意義ですね。

少なくともうちの場合は社長が言い出したようで、このプロセスを踏むと社長が安心・満足してプロジェクトのスピードがあがるというわけですね。

・・・アホくさっ( ゚д゚)ポカーン できればやりたくないw

とは言え初めての体験ですし、一度やってみるか!という事で自分を奮い立たせました。

 

 

FMEAのやり方

 

やり方はざっくりいうと、こんな感じ。

  1. メンバーを集める
  2. ブレストして考えられる不具合やうまく行かない事を列挙する
  3. 挙がった事項をジャンル分けする
  4. 挙がった事項をスコアリングする
    1. 発生可能性
    2. ダメージの大きさ
    3. 検知難易度
    4. 総合スコア
  5. 総合スコアに応じて対処方針を決める
    • 事前に起こらないようにする:1
    • 事後にダメージを軽減する策をとる:2
    • 無視w(もしくは対処不能):3

先に紹介したリンク先では業務の工程表まで作成してクリティカルポイントを洗い出すことまでやるそうですね。

対象業界が医療機関だからそこまでやる価値はあるでしょうね、人命にかかわりますし。

各工程についてどのようにやったかを記載していきたいと思いますが、1,2にいては割愛します。

めんどくさいので3も割愛!wこのあたりは思いつく事はほとんど変わらないと思います。

こんな感じでエクセルの表にまとめられればOKだと思います。(アプリでとあるサービスを立ち上げるというプロジェクトの場合)

事象 原因 分類 発生可能性 ダメージの大きさ 検知難易度 総合スコア 対処方針
ユーザーがダウンロードしない オファーが魅力的でない マーケ
個人情報が漏えいする セキュリティが甘い IT
アクティブユーザーが増えない 使いにくい UI/UX

 

洗い出すともーっとたくさん列挙されるはずです。それが終わるとスコアリングの工程へ。

 

 

挙がった項目をスコアリングする

 

以下の基準でスコアリングをしていきます。

  1. 発生可能性
    • よく発生する:9
    • ときどき発生する:6
    • ほとんど発生しない:1
  2. ダメージの大きさ
    • 会社がつぶれる:9
    • プロジェクトがつぶれる:6
    • メンバーがつぶれるw:1
  3. 検知難易度
    1. ほぼ検知不能:9
    2. 頑張れば検知可能:6
    3. 簡単に検知できる:1
  4. 総合スコア(上記の掛け合わせ)

スコアリングが完了するとこんな感じ

事象 原因 分類 発生可能性 ダメージの大きさ 検知難易度 総合スコア 対処方針
ユーザーがダウンロードしない オファーが魅力的でない マーケ
個人情報が漏えいする セキュリティが甘い IT 36
アクティブユーザーが増えない 使いにくい UI/UX

 

 

総合スコアに応じて対処方針を決める

 

  • 事前に起こらないようにする:1
  • 事後にダメージを軽減する策をとる:2
  • 無視w(もしくは対処不能):3
事象 原因 分類 発生可能性 ダメージの大きさ 検知難易度 総合スコア 対処方針
ユーザーがダウンロードしない オファーが魅力的でない マーケ
個人情報が漏えいする セキュリティが甘い IT 36
アクティブユーザーが増えない 使いにくい UI/UX

「1」のものについては事前に発生原因を潰すべく、関係部署やチームメンバーと折衝や仕様の詰め直しを始めます。

「2」のものについては、事後にダメージを少なくすべく、改善アクションをあらかじめ段取りしておきます。(場合によっては心づもりしておくことにとどまることも)

「3」のものについては文字通り無視wといってもダメージがゴミのように小さく、対処をとる必要のない事が全てではなく、「大地震」や「北朝鮮との戦争が始まる」など天変地異などが項目に含まれていたため、それらも「3」(対処不能)に含まれるという結果になりました。

ブレストは思いつく事すべてを列挙しましたからね。こういった項目も当然あがってきます((´∀`))ケラケラ

 

 

やってみて思ったこと

 

時間のムダ!

キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

得られるものに対して使う時間と労力の方がはるかに大きいですwできれば避けて通りたいプロセスなのだと体験をもって知る事ができました!

2・3人でパパッとやるくらいならいいかも知れませんが、これをやって社長含めた幹部陣の時間を取って説明してという重いプロセスになってしまうと完全に赤字プロセスになってしまいますねw

 

 

 

以上

 

 

 

ABOUT ME
gejigeji
マーケティング歴9年目の34歳会社員男のブログです。主にマーケティングの仕事や転職、子育て、時に一口馬主ネタの記事を雑記で書いてます。経歴:日本系大企業から外資系大企業を経てベンチャーに2018年に転職しました。子供:娘2人(2014・2017生)。2018年11月には息子が生まれる予定です。お気軽に絡んでもらえると嬉しいです!
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