デジタルマーケティング

ポジショニングとは?マーケティング初心者向けに3分で解説します!

マーケティングで言うポジショニングとは自社製品やサービスを位置付けることです。

位置付けるってどこに?

それは、消費者の頭の中に位置付けるのです。

すなわちそれは、消費者から自社製品やサービスをどのような物であると思われたいかを定義し、実際にその状態に持っていくための過程を指します。

製品起点でなく、消費者起点でマーケティングミックスを行っていこうというこの概念は多くの屈強なブランドを生み出しています。

そういった例を用いながら、ポジショニングについて解説をしていきます。

ポジショニングとは

ポジショニングは無理矢理に市場でポジションを取りに行くことではありません。

そんな方法があれば教えてもらいたいくらいですw

消費者の体験や考え方に寄り添った形で共感を得るのです。

そうすることで、消費者の頭の中に入り込み、長期に渡って「〇〇の製品と言えばXXだよね。」というイメージが残ります。

これがポジショニングです。

ポジショニングの目的

大きく分けると以下の2つに分けられます。

  • 他社の製品やサービスと比較されることを防ぐ
  • 戦略的に他社の製品やサービスと比較させる

前者は競合しない状態(Marketing peace)を作り出すためです。

いわゆる新たな市場を作り出すという事ですね。

後者は既存の市場で2番手・3番手のシェアを持つ製品やサービスがよく用いる戦略です。

広告戦略でよく見られますね。

ポジショニングが必要な訳

情報化社会で勝ち抜くため

人はとてつもない量の情報にさらされています。

本能的に人間の脳はそれらをスルーするようにできています。

特に無理矢理に考え方を変えさせようとしたり、その人の考えを否定するようなメッセージはスルーされるどころか反感さえ買ってしまいます。

情報が溢れる今の世の中こそ、セグメンテーションし、ターゲットを絞ってポジショニングをしないと消費者の頭の中には何も残らないのです。

やみくもにお金をかけてあれやこれやと広告を打ったとしても、それは何も言ってない事と同じなのです。

ポジショニングの手法

以下4Pそれぞれでポジショニングの戦略を実行することができます。

  • Product (製品・サービス)
  • Price (価格)
  • Place (販路)
  • Promotion (販促)

それぞれ1つずつ例を挙げて見ていくことにしましょう。

Product (製品)におけるポジショニング例

鼻セレブ(王子製紙ネピア株式会社)

この製品は、化粧水成分を含ませたティッシュ素材を用いることで、「何度も鼻をかんでも肌が荒れにくい」という保湿ティッシュのポジショニングを消費者の頭の中に築きました。

このブランドはかわいらしいパッケージでも他のティッシュと差別化を図ってたりとなかなかクリエイティブで勉強になります。

Price (価格)におけるポジショニング例

GODIVA(ゴディバ ジャパン株式会社)

他のチョコレートよりも高価格にすることで、「高級なチョコレート」というポジショニングを築いています。

チロルチョコとGODIVAをギフトとしてもらった場合、どちらが嬉しいでしょうか?

GODIVAの方が数倍嬉しいですよね。それだけ消費者の頭の中でのポジショニングにはチロルチョコとGODIVAとでは差があるという事です。

価格によるポジショニングは分かりやすいですよね。

高級路線のその逆で低価格でポジショニング戦略をとる製品・サービスもたくさんありますよね。

Place (販路)におけるポジショニング例

一子相伝の陶器

販路を絞りに絞る事で「伝統工芸」のポジショニングを確立してますよね。

窯元やごく一部の百貨店でしか買えない事でその貴重さを消費者の頭の中に刷り込んでいます。

これが生産能力を拡大して色んなところで買えるようにしてしまうとそのポジショニングは壊れてしまうでしょう。

Promotion (販促)におけるポジショニング例

ABCマート(株式会社エービーシー・マート)

ビジネスシューズの2足目半額が業界に与えた影響は大きいでしょう。

これまでのビジネス用の革靴は高価な専門店で購入する事が普通だったミドル階級(若手)のビジネスパーソンの支持を得たことで一気にこの手法はメジャーに。

彼らの中で「革靴買うならABCマートで十分」という絶妙な塩梅のポジショニングを確立したのでした。

その後、ビジネス用スーツ業界にもこのプロモーション手法は波及していきました。

まとめ

ポジショニング戦略は例を挙げるときりがありません。

それだけマーケターのクリエイティビティで切り開ける市場や崩せる競合の地位は無限にあるという事です。

商品ではなく、消費者目線で発想をするこの手法は、SNSなどの発達により大企業だけでなく個人プレイヤーでも情報を発信できる今の世の中では主流になってきています。

常に情報のシャワーを浴びている消費者の頭の中に生き残るには必要不可欠なのです。

 

これでマーケティングの基本である4PとSTPの解説を一通り終えました。

ベテランのマーケターの中には4PとSTPだけでマーケティングができると豪語する人もいます。

意識して仕事をしても絶対に損はないと思います。

 

以上

 

ABOUT ME
gejigeji
マーケティング歴9年目の34歳会社員男のブログです。主にマーケティングの仕事や転職、子育て、時に一口馬主ネタの記事を雑記で書いてます。経歴:日本系大企業から外資系大企業を経てベンチャーに2018年に転職しました。子供:娘2人(2014・2017生)。2018年11月には息子が生まれる予定です。お気軽に絡んでもらえると嬉しいです!
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