デジタルマーケティング

レシート買取アプリ「ONE」ぶっちゃけ魅力なし…

メーカー企業でデジタルマーケターとして働く私gejigeji、「ONE」については否定的な印象を持っています。

17歳の社長がリリースしたサービスとして注目を集めた「ONE」。私たち消費者がONEアプリをダウンロードしてカメラでレシートを撮影して送れば1枚10円で買い取ってくれるというもの。


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パッと見マジかよって驚かされます。「ONE」の運営元であるワンファイナンシャルはどうやって儲けるのか?

ニュース記事をよく読むと集めたレシートから集計した膨大な数の購買データをメーカーなどに販売することでマネタイズしていこうとしているみたいですね。

 

 

データの精度に疑問

 

1枚10円ってけっこうな値段ですよね。想像されるのは拾ったレシートなど手当たり次第に送る人が出てくるのでは、という事。コンビニでバイトしている学生とかレジ横の不要レシートBOXからガサッと持って帰ってシャカシャカ写真撮って送る情景がイメージされました。

1日の上限枚数とか決まってるんでしょうけど、それでも毎日コツコツとレシート写真を拾っては送るバカタレはたくさんいるでしょうね~。

 

 

メーカー目線でそんなデータ使えない

 

大量のゴミデータを含んでいそうなデータを使いたいなんてとてもじゃないけど思えないですね。それでマーケティングに活用しろってマーケター舐めてんのかよ!って話です((´∀`))ケラケラ

こんなデータ買うくらいならTポイントやポンタなどの共通ポイントの運営会社からコンサル受けたりしてデータ買ったりした方がまだマシでしょうね。

ついこないだ共通ポイントをディスりまくる記事を書いた矢先にごめんちゃいw

関連記事:企業から見た共通or独自ポイントプログラムの実態とは

 

 

レベルの低いマーケターは食い付く

 

1歩引いて見てた私をよそに、社内ではけっこうバズってたw 問い合わせしてみようか、なんて言ってる人も(;゚Д゚)エエー

確かにプレスリリースを使って17歳企業家をフィーチャーするといった手法は本質的に社会の課題解決にはなっていないですが、踊らされる人は踊らされるんでしょう。

このONEの運営会社「ワンファイナンシャル」の社長山内奏人氏が海外に行って感じたふとした疑問から生まれたサービスであるというストーリー性もあります。

「スイスに行った友人がスイスフランを大量にタダで山内氏にくれた。日本では無価値でもスイスにいけば価値がある。まさに価値の非対称」って書きっぷりはカッコイイですよね!

皮肉にも消費者を躍らせるべきうちの会社のマーケターが踊らされているという滑稽な画になってましたw

 

 

社会のどんな課題を解決するのかを冷静に見る

 

このONEが社会のどのような課題を解決するか、冷静に考えなければいけません。メーカーのいちマーケの立場から言うと、貧乏な人たちの小遣いが欲しいという欲求を満たすものの、集めたデータで何を解決するのかが微妙です。

調達額も1億円ですし、1,000万枚のレシートが承認されたら資金が底を尽きますね。

ONEがリリースされて6時間で2万件のレシートが送られてきています。3,000時間で1,000万枚に達する事になりますね。3,000時間は125日です。まあ、四六時中レシートが送られるわけではないにせよ、その倍の時間がかかったとしても250日ですか。マネタイズを早くしないとサービスの存続も危ぶまれますね。

*実際にリリース翌日には応募が想定の750倍に達し、サービスが一時中断されています。先日話題になった欠品マーケティングにも似てますね!wガリガリ君みたいに。反響有り過ぎて生産追いつきません!みたいなw


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まとめ

 

まだまだスタートアップ界隈にお金が流れる!

スタートアップは最近は流行ってて、メガバンクがスタートアップコンテストを開いて優勝したスタートアップに出資したりしてますね。

メルカリも上場しますしね。スタートアップXXXがうん億円調達!!なんてニュースもしょっちゅう聞きますしね。色々と華やかな動きが多い界隈です。

きな臭いプロジェクトやサービスに巧みにスポットライトを上げ見せかけの価値を釣り上げ、イグジットさせて莫大なキャピタルゲインを得ようとしている仮想通貨でいうところの仕手のようなVCが暗躍するのかもしれませんね!

お金が余ってます!!w

 

 

追記(2018年7月28日)

レシート買い取りアプリ「ONE」は依然として当初のサービスであるレシート買い取りを停止したままです。

これまでにDMM AUTOと連携し、ガソリンスタンドのレシートの買取は枚数限定で実施していたりと収益モデルを広告モデルにシフトしているようです。

7月24日には保険証券の買取も実施していたようで、予定の1,250枚を買い取ってこの企画も終了。

最大400円で買い取っていたんですね~。けっこうな額ですね!

 

企業が競合製品やサービスのユーザーなどターゲットにリーチするための広告媒体として使用していくのか?


 


今後の動きに注目です。

 

 

 

以上

 

 

 

 

 


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ABOUT ME
gejigeji
江戸川区での子育てライフに役立つ記事を書いてます。(子育て支援、おでかけ、便利グッズ、グルメ情報から、時に趣味の一口馬主ネタ。)経歴:日本系大企業から外資系大企業を経てベンチャーに2018年に転職。子供:娘2人・息子1人(2014・2017・2018生)お気軽に絡んでもらえると嬉しいです!
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