大企業あるある

大企業あるある:営業会議という壮大な雨乞い

「何でこのタイミングで10(1千万円)も落とすんだよっ!!!」

 

ドカン!(机蹴る音)

 

営業本部長の机の前に座らされた部長たちが縮こまる。

 

((*´∀`))ケラケラ

 

怒ってる人をはたから見るのって何かスリルがあって面白いですよねww

YouTubeなんかでぶちギレ動画の閲覧数がめっちゃ多かったりするのは、そういうニーズあるということなんでしょうね。

新卒で入社した前職のときは上記のような光景が日常茶飯事でした。

今でこそブラックだホワイトだのとうるさい時代なのでそんなことはないのかもしれませんが、当時はけっこう普通でした。

拳が飛んでくるという営業本部長とかもいました。

その現場は見たことないけど。w

部長たちが怒られ終わったら、その次はその下の課長たちが呼ばれて同じ話が始まります。w

課長たちが怒られ終わったら次はわれわれの番です。w

 

営業会議という名の儀式

 

営業会議が始まります。いわゆる課会ですね。

「今月はどこどこの課が不調なのでこんだけ積まないとダメだ。積めるやついるか?」

 

 

しーーーーーーーーーーんww

 

 

そりゃそうですよね、みんな自分の数字だけやってれば何ら問題ないのですから。

ここで手を差し伸べて評価されて昇進したとしても上がる給料なんてたかが知れてます。月に1万とかじゃないでしょうか。

切ないですね。

 

「何だよ、みんな隠してんでしょ??ww gejigeji、お前何か積める案件ないの?」

「いや、今月はマジでキツイっす」\(^o^)/

 

「田中(仮名)、ごめんけど来月のXXの案件だけど先に売り上げてくれない?」

「えー、、いいっすけど来月はその分落ち込みますよ?」

「それは何とかする。」

 

田中(仮名)さんは救世主ですね。w

こんなやりとりをして数字をあっちからこっちに持ってこれないかを1時間くらいかけて思案するのです。

世の中に対してまったく価値を生まない作業ですね。w

本質的には何ら生産性のない時間なのですが、やると売り上げが上がると思っている人がいるんですねぇ。

 

さて、足りてない人たちはけっこうしんどいです。課長から詰められます。

「これどうやって埋めるの?」

「XXとWWとCCの新規でアポ取れてるんでそこで積みます」

「今月もあと10日もないぞ。刈り取れるの?」

「頑張ります」

信憑性ゼロです。ww新規のアポとれただけでその月に売りあがるわけがありません。

こういった何も生まない会議が毎週開かれるんですよね。もはや儀式というか、、雨乞いに近い状況です。

月末や四半期の〆になってくると毎日1・2週間これをやり始めたりします。

くだらない説教や会議するくらいなら外に出ようよ、営業でしょ?

数字の報告なんてメールでできるでしょ?

っていつも思っていました。

 

 

クビにはならないと心の底で思ってる

 

クビにはならない。全員が自覚・無自覚含めて心の底に持っているのです。

その上で演じているのです。もはや壮大なコントです。

やり過ごせばいいと思ってるんですよね。大企業ですから。

潰れないともみんな思ってます。

 

飲みの場でとある営業本部長は言っていました。

「ほんとはみんなの前で部長たちに怒鳴ったりしたくない。でもみんなの士気を高めるために仕方なくやってるんだ。」

 

・・・(^_^)

 

そんなシーン見せられても士気なんてひとつも高まりませんから(^o^)/

というか、本部長も演じているのですね。

 

 

成熟産業は無理ゲー状態

 

私が新卒で入社した会社はまさに成熟もいいとこで、当時はどんどんとデジタルのテクノロジーにとって代わられている時でした。

デジタルの新しい仕事を取ってこれたとしても既存の仕事とのリプレイスです。

既存の大きな売上をカバーできるほどではないんです。

私は別記事で書いてあった通り既存の引き継いだ案件が破綻しており後々の売上がどんどん厳しくなっていくことが目に見えていました。

なので、他でカバーすべく新規開拓の営業も頑張ってました。

それでも業界が成熟しきっていますので、取ってくる仕事も競合よりも価格を下げてとってこなければならず、利益がほとんどでません。

値下げで身を削って受注するのでなく、もっと企画段階から入り込んで受注して利益を出そうと意識しながらやってはいましたが、超絶難易度高いです。

時間もいくらあっても足りません。

 

昔のような感覚で頑張れば頑張るだけ仕事を取ってこれるなんてことはもうないのです。

売上が右肩上がりを続けるなんて無理なんですね。

昔ながらの考え方・やり方でいる大企業の社員は全員で絶対にクリアできないゲームいわゆる「無理ゲー」をやっているようなものなのです。

 

 

悲しき末端社員

 

「俺達頑張って仕事取って来ようとしてるよな?」

「目が死んでるベテランの人たちより頑張ってるよな?」

「俺たち仕事そんなにできないわけじゃないよな?」

残業している最中の雑談でそんな事を先輩と話しているところに隣の島から声が響き渡りました。

「おい!Yahoo!ニュース見てみろ!」

 

うちの社長の報酬がどえらい額だとしてヤフーのトップに出ていたのでした。w

頑張って残業して作業をしていた同僚や先輩たちは一気に脱力です。

「社長から仕事受注しましょうよ」\(^o^)/

能天気に冗談を言ってみましたが、皆さん苦笑い。。

この光景と現場の空気・皆さんの表情は今でも私の中で良い思い出として思い出されます。w

 

 

スモールビジネスもしくは個人が輝く時代

 

こればっかりはどうしようもないんですよね。

業界というかもう日本全体が成熟しているのです。

ほとんどの人は満たされています。

昔のように消費がどんどん増える、ものがどんどん売れる、ものがどんどん作られる、販促費がどんどん増えるなんてことはもうないのです。

おまけに人口も減っていきますからね。w

 

皆が同じことをやって同じ目標をもって深く考えずにがむしゃらにやればやるだけ成果が出て自己が満たされるという事はないのです。

これからの時代は売上が成長し続けることよりも、

環境の変化に対応し姿を変え、サービスを変化させ続けながら持続的に価値を作り続けられる組織、

時には売上の落ちも許容し、次へのステップとして受け入れられる組織というか個人が活躍する時代になってきている気がします。

それも超速で順応していかなくてはなりません。

となると、大きすぎて古すぎる会社ではそれはできないかも知れません。

 

 

大企業あるある:破綻した仕事を引き継ぐ

 

 

以上

 

ABOUT ME
gejigeji
マーケティング歴9年目の34歳会社員男のブログです。主にマーケティングの仕事や転職、子育て、時に一口馬主ネタの記事を雑記で書いてます。経歴:日本系大企業から外資系大企業を経てベンチャーに2018年に転職しました。子供:娘2人(2014・2017生)。2018年11月には息子が生まれる予定です。お気軽に絡んでもらえると嬉しいです!
関連記事

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。