2003年築の中古マンションのgejigeji家は何かとダメージが目立って来ています。この記事はドアの木目シートの剥がれを補修する方法について解説していきます。
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多くのマンションのドアの場合、合板でできた扉に木目調の柄がプリントされたシートが貼り付けられた構造になっています。
年月が経つとこのシートは端の方から剥がれてめくれてくることがしばしば。業者さんに頼むと全面張替えで3~4万円は費用が掛かってしまうそう。
ということでDIYには定評のあるgejigejiが補修にチャレンジです!
使用した道具
- カッター
- 木工ボンド
- 竹串
- 定規
- 洗濯ばさみ
使った道具は全てもともと家にあった物なので、補修に掛かった出費は0円!
全て新品で買ったとしても、カッターが200円、50gの木工ボンドが170円、竹串が170円、定規が320円、洗濯ばさみが380円程度なので合計コストはで1,240円。
洗濯ばさみやカッターは大体の家庭にあるだろうし、竹串はアイスピックや爪楊枝などでも代用できますね。
補修した木目シートの剥がれ

長さ20cm、幅1~2cmほどの大きな剥がれがドアノブの少し上のところに。
ヨレヨレになって剥がれた部分を切り取ってダイノックシートを上から貼る方法も考えたのですが、色調や柄がぴったり合わなかったら違和感が残りそう。かと言って全面を自分で貼り替えるのは難易度が高そう。
と言うことで、今回は剥がれてヨレヨレになったシートを再度貼り付ける作戦でいくことに。
ダイノックシートとは
M3社の製品で、ドアや壁などに貼る化粧フィルムです。木目調だけでなく布地や石・鉄を模した柄があり、DIY界隈では何かと目にするアイテムですね。
補修の手順
剥がれたシートに切れ目を入れる

1.5~2cmごとに切れ目を入れていきます。切れ目を入れずに貼り付けようとすると、シートが伸びているのでシワになってしまいます。
端だけでなく剥がれている奥の部分から切れ目を入れるようにしてください。
木工ボンドを塗る

隙間の奥まで木工ボンドを塗るには竹串を使うとしっかり塗れて便利です。あまりたくさん塗りすぎると乾きにくくなってしまいます。それに、はみ出て汚くなってしまいます。うっすら白みが見えるくらいの厚さで十分です。
シートを貼り付けて固定する

剥がれた木目シートはドア板の反対方向に反り返る癖が付いています。木工ボンドを塗った後、しばらくの間固定していないとベロッと剥がれてしまいます。
写真のように定規を当てがって洗濯ばさみで固定すると、木目シートの反り返りを防いで木工ボンドを乾燥させることができます。
完成

一晩乾燥させて洗濯ばさみと定規を外したら完成!
遠目にはほとんど気にならないレベルに補修することができました。
これが補修前。

やはり全然違いますね!
反省点

近くで見ると切れ目の多さが少し気になりますね。2.5~3cm間隔にして切れ目の数をもう少し減らしても良かったかも知れないです。同じ方法で木目シートの剥がれを補修される方は、切れ目の数を最初は少な目にしてボンドを塗る前にドア板に貼り付けてシワにならないかを確かめてみてください。
シワにならない最小数の切れ目で貼り付ける事ができたら大成功ですね!
まとめ
経年劣化は住宅には付き物。なるべくコストを掛けずにDIYして綺麗に修理できたときはとても気持ちが良いですね!
他の気になる箇所の修理にもどんどんチャレンジしていきたいと思います!
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