2021年のコロナ禍真っ只中で小学校に入学した長女は、最初は楽しそうに学校に行っているように見えました。
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入学して2週目、給食が始まったあたりから、毎日のように「学校行きたくない…」としくしく泣くようになってしまいました。日に日にエスカレートし、深夜に起きては「学校行きたくない〜!」と大泣きするほどでした。
それが、今では毎日1人でニコニコで登校できるようになりました。担任の先生が機転を利かせてくれたおかげで、たちまち長女は学校に対する怖い気持ちを克服できたのでした。
「学校行きたくない」と泣く新一年生の長女に、両親の体力・精神も削られた
楽しそうに学校に行ったのは最初の3日間だけで、入学式の翌週の月曜日からは泣きじゃくるようになりました。
前日の夜から泣き始め、翌朝には泣きながら登校し、教室の前まで親が手をつないで行かないと登校できないという様子でした。
夜中には親も起こされるし、毎日校舎の仲間で送りに行かなければならないしと、親もかなり体力・精神ともに削られましたね。
どうしてそんなに学校が嫌なのか、よくよく話を聞いてみると、意外な理由も含めていくつか原因がわかってきました。
新一年生の長女が学校に行きたくない理由
給食時間の担任の先生が怖い
コロナ禍まっただ中なので、給食時間は一切の私語は禁止だそうです。
入学して2週目の月曜日、最初の給食の日でした。長女のクラスの皆に担任の先生が注意したにも関わらず、誰かが鼻歌を歌ったそうです。それを聞いた担任の先生が怖い口調で注意したのが長女はとても怖かったようです。
長女は自分もいつかあんなふうに厳しく怒られるのではと、担任の先生が怖くなってしまったのでした。
コロナの感染防止のため、担任の先生もマスクをしていて顔全体が見えません。それほど怒っていなくても、長女はとても怖くなってしまったのかもしれません。
給食の時間は本来は友だちとおしゃべりをしながら楽しく過ごす時間のはず。それができないなんて新型コロナウイルスを本当に恨みましたね。
幼稚園に比べると小学校は勉強ばかりで授業が面白くない
ほぼ遊びがメインだった幼稚園に比べると、小学校はずっと勉強をしている印象のようで、慣れない長女はストレスが溜まったのでした。
コロナの感染防止のため、校庭の遊具が一切使用禁止になっているのも追い打ちをかけているようです。小学校にいる間はなかなかストレス発散ができずにいるのでしょう。
長女が帰宅するとかなりストレスが溜まっているだろうから、外に連れ出して体を動かしてもらうなど、ストレス発散してもらえるようにしました。
特に算数の授業が難しくて嫌だ
長女の算数の教科書を見せてもらいましたが、こどもチャレンジをやっている長女にとっては簡単なものばかりでした。
周りにたくさんの人がいる中で算数の問題を解くのは初めての体験です。少し焦りや緊張も出てしまい、普段なら難なく解ける問題も難しく感じてしまったのかも知れません。
しばらくは宿題や復習を親が見てアドバイスをすることでこの問題は克服できました。
問題は前者の給食時間の担任の先生が怖い問題です。こればっかりは家で練習するわけにもいかず…
そんな風に親も頭を抱えながら、泣きじゃくる長女と手をつないで小学校に付き添って登校する日々が1週間も続きました。
日曜日、ちびまる子ちゃんを見ていると不意にシクシクと泣き出す長女…
長女が学校を楽しいと思えるようになったきっかけ
入学して3週目の月曜日、いつものように泣きながら登校しましたが、帰宅した長女はいつもと様子が違ったそうです。
初めての給食当番で担任の先生にほめられた
その週から長女に給食当番の順番が回ってきたらしく、長女はトン具で焼きそばを器によそうのが上手で先生にほめられたそうです。
怖いイメージだった担任の先生がほめてくれたこと、クラスの皆の前で少し良い格好ができたことが長女の自信に繋がったようです。
翌日の登校からは校門の前までの付添で大丈夫になりました。
友だちと登下校する楽しさを発見した
家が近い友だちと一緒に登下校するのが楽しくなってきたようです。特に帰り道にある親水公園の小川で遊びながら帰るのが長女のお気に入り。
登校時、前方に友だちの姿が見えると走って追いかけていくようになり、校門の前まで親が付き添わなくても大丈夫になっていきました。
入学して4週目には自宅の玄関を出るところから1人で行けるようになっていました。
こうして、新一年生の長女は小学校行きたくない病を克服したのでした。
まとめ:給食当番は機転を利かせた担任の先生のファインプレーだった!
入学して3週目には母親と担任の先生との最初の二者面談がありました。そこでわかったことは、泣きながら親に手を引かれて登校してくる長女を担任の先生が気にしてくれていて、給食当番の順番をちょっと早めてくれたとのことでした。
担任の先生によると、これからゴールデンウィークが終わってからがもう一山来るそうです。午後の授業が1時限増えて、学校に居る時間が長くなるタイミングで学校に行きたくなくなる児童がまた増えるそうです。
図工や図書室の時間を楽しみに乗り切ってもらいたいものです。
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