家庭用プールは大きい方が子供は喜びます。
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小型のビニールプールと大型のフレームプールの両方を買って使った経験のあるgejigejiは圧倒的に大型のフレームプールをおすすめします。
それぞれのメリット・デメリットとあわせて解説していきます。
「うちのベランダやバルコニーには水道の蛇口がないし、あまり大きなプールは置けないな…」
そんなふうにあきらめているご家庭でも、工事不要で簡単にバルコニーまで水を送れる方法もあわせて紹介しますので、参考にされてみてください。
Sableのビニールプールを使ってみた感想

最初に使っていたのはこれ。
Sableという海外メーカー製のビニールプールで、エアーで膨らませると直径が147cmの円形になるサイズです。水の深さは20cm程度にして遊んでいました。
大きめのバケツを使ってバケツリレーをすれば何とか水を貯められるレベルのサイズはこれくらいが限界かと思います。
Sableのビニールプールのメリット
- 組み立て不要
- 底面にも空気が入るので、足が痛くない
- 空気を抜くと15×40×40cm程度の大きさになるので収納しやすい
- 軽いので持ち運びしやすい
とくに底面がふわふわに膨らませられるので、コンクリートの上に置いても足が痛くなくてよかったです。
組み立ても不要で片付けもとても簡単です。
Sableのビニールプールのデメリット
- 入り組んだ部分のぬめりが気になった
- 小学校1年生くらいの子供だと物足りない深さ
- 1年で破れてしまった
gejigeji家の使い方にも問題があったのかも知れませんが、1年しかもたなかったのはかなりショックでしたね。
三層のバルーンで円形をかたちづくっているのですが、バルーンとバルーンの隙間がぬめりがちなんですよね。なので基本的に水は毎日替えていました。
その際に早く排水しようとバルーンを持って持ち上げて傾けたりしていました。おそらくそれが原因で、バルーンとバルーンの隙間が裂けてしまいました。

今では裂けたバルーン部分は完全にハサミで切り落として、このビニールプールは水深3cm程度に。完全に2歳の長男用の赤ちゃんプールとなっています。
gejigeji家のように手荒くあつかわないようにすればおそらく複数シーズンは使えるほどの耐久性はあるはずです。何よりも底面がフワフワで(何回言うんだ)、寝っ転がっても全然痛くない!
あまり広くないベランダ・バルコニーや庭での使用に最適です。
空気を入れる際には電動の空気入れを使用したほうがいいでしょう。
INTEXのフレームプールを使ってみた感想

次に買ったのがこのフレームプールです。INTEXという海外のメーカーのもので、最近ではコストコで売られていたのをきっかけに人気になってきているようです。
サイズは220×150×60cmと家庭用プールの中では比較的大型になっています。
最初はちょっと心配しましたが、遊んでみると子供たちは大満足です。
INTEXのフレームプールのメリット
- 小学校1年生くらいであれば全身を伸ばして泳げる
- 自宅で水泳の練習ができる
- 掃除がしやすい
ビニールプールの大きさに物足りなさのあった長女もこれでバシャバシャと泳げるようになり楽しそうです。あっというまに背泳ぎや潜水など、今までできなかった泳ぎができるようになっていて驚きました。
エアーで膨らませるタイプではないので入り組んだ箇所もなく、お風呂用のスポンジなどで掃除も簡単に済ませられます。
INTEXのフレームプールのデメリット
- 準備と片付けに時間がかかる
- 組み立てにかかる時間:約40分
- 水を入れるのにかかる時間:約1時間40分
- 排水にかかる時間:約2時間30分
- 2歳児は自力で入れない
- 親が目を離せない
大型なだけに準備と片付けには時間がかかってしまうのは避けられません。水深が深いので、幼い子供から目や手を離せないのも仕方ありません。

大量の水を支えるだけに、組み立てるパーツはどれも大きくてズッシリ。これは避けては通れません。
あらかじめリサーチして、これらを承知で大型のフレームプールにしたので辛さは全くないですね。
シーズンが終わり、片付ける際にはそれぞれのフレームがどの位置のものかを目印を付けておくと、次のシーズンの組み立てが格段に早くなります。
gejigeji家はフレームに以下の目印を付けておきました。
- 長辺①・②
- 短辺①・②
- 角
- 中間

これで組み立てにかかる時間が40分から20分に短縮されました。
水道の蛇口がないベランダやバルコニーで家庭用プールに簡単に水を張る方法

お風呂のシャワーホースにもう1本別のホースをジョイントでつないで延長し、バルコニーまで届かせました。
gejigeji家のバルコニーには水道の蛇口がありません。小型のビニールプールのときは、バケツリレーでもなんとか水をはることができました。が、この大きさになってくるとさすがにバケツリレーというわけにはいきません。
これによって劇的に水入れの作業が楽になりました。
使った道具はこれら。
- ホース
- 蛇口側コネクタ(蛇口ニップル)
- マイナスドライバー
- ジョイント
手順①お風呂場のシャワーヘッドを外して蛇口側コネクタ(蛇口ニップル)を取り付ける

シャワーヘッドは回せば簡単に外せます。外した先に蛇口側コネクタ(蛇口ニップル)を取り付けます。
こちらの製品は21~25mmの口径の蛇口に取り付け可能です。
ヘッドを外したシャワーホースの先をギュッと押し込みながら、マイナスドライバーでネジを回すと取り付けられます。
20mm以下の蛇口などに取り付ける場合はこちらの製品のほうが簡単ですね。
ドライバーなしで簡単に取り付けられて、蛇口も痛めません。
手順②ホースにジョイントを取り付けて、シャワーホースとつなげる

シャワーホースにつなげるもう1本のホースにもジョイントを取り付けて、シャワーホースとつなげます。こうすればベランダやバルコニーや庭までホースを通して水を送ることができます。
このジョイントに適合するホースのサイズは、内径が12~15mm、外径が21mmまでになっています。
これらを取り付けて、シャワーホースに取り付けた蛇口側コネクタ(蛇口ニップル)につなげれば完成です。
これ、夏場以外でもバルコニーや窓の掃除に大活躍なのでとてもおすすめです。
散水ノズルを取り付けるとさらに便利になりますよ!
水を止めるために風呂場まで走らなくても良くなります。
家庭用プールの水を清潔に保つ方法

除菌剤で水の消毒をしてプールのぬめりを防止する
この規模の水の量を毎日取り換えると、手間も水道代もかかってしまいます。家庭用プールの水は消毒をしないと、雑菌が繁殖して翌日にはぬめりが出てしまいます。
きっちりと水の消毒をして数日間にわたって水を長持ちさせて水道代を節約しましょう。
消毒剤には塩素系と非塩素系があります。
gejigeji家では上記の2種類(塩素系の粉タイプと非塩素系の液体タイプ)を使ってどちらがいいのか比較しました。
違いはこんな感じでした。
- 塩素系の粉タイプの方がリーズナブル
- 塩素系の粉タイプの方がぬめり防止効果に優れている
- 非塩素系の液体タイプの方が手間が少なく混ぜられる
コスパ・ぬめり防止効果の観点からおすすめは塩素系の粉タイプですね。塩素系の粉タイプが非塩素系の液体タイプに負けている点をしいて挙げるとすると、混ぜるのに手間がかかるという点くらいでした。
ポンプで水を循環させ、フィルターで細かいゴミを取り除く

さらに水を長持ちさせるために、INTEXのフィルターポンプで水を綺麗にします。遊び始めと遊び終わりに20分ずつ回すようにしています。
これで髪の毛や細かい砂などの粒子を除去することができます。

gejigeji家はこれで水替えを1週間に1回に抑えています。ちなみに、子供は毎日プールに入って遊んでいます。
日焼け止めを極力使用しない
フレームプールを使い始めて2年目の年は、子供たちの肌に日焼け止めを塗っていません。そうしたことで、水質の汚れが劇的に改善されました。
では、日焼け対策をどうしたかというと、タープテントを使ってプールを日陰に入れることで解決しました。

このタープテント、組み立ても折りたたみも想像以上に簡単です。

付属のバッグに入れると持ち運びもしやすいのでアウトドアにも重宝します。
奥さんと買って良かったと大満足しています。
INTEXのフレームプールの排水のコツ

このプールは普通の状態で排水バルブから排水していると、水が残ってしまいます。排水バルブが底から高さ3~4cmのところにあるからです。
フレームを取り外してプールの側壁を潰して排水を促しても、どうしても水が残ります。
これをなんとかして全て抜き取り、完全な綺麗な水に入れ替えたい!
そんな時に役に立ったのがお風呂場で使っていたマットです。
もともとは子供がまだ小さかった頃、お風呂で子供たちを座らせておくのに使っていたものでした。
今ではほとんど出番がなかったのが、こんな風にプールの底の水をすくって外に出すのにかなり役立ちましたね。

最後の仕上げにタオルで拭き上げて水を取り除くと同時に、プールのぬめりも綺麗にして排水完了!
これでまっさらな新鮮な水を入れられます。
まとめ
しっかりと縦にも横にも大きく、水深を確保できるフレームプールの方が絶対におすすめです。
ベランダやバルコニーに水道の蛇口がなくても、紹介した方法で簡単に家庭用プールに水を入れられます。バケツリレーの負担を考えなくていいので、ぜひ大きめのフレームプールを買ってあげることをおすすめします。
自宅でバシャバシャと泳げれば、子供たちも大喜びしてくれます。
コロナでお出かけ先も限られ、色々と気をつかう日々ですが、この記事が読者の皆さんのお家遊びのお役に立てていれば嬉しいです。
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