江戸川区瑞江の住宅街の真ん中にポツン。レンガ造りでレトロなたたずまいの中村縫製。吊り編み機で編まれたメリヤスを使ったカットソーやトレーナーなどはシンプルなナチュラルテイストでとてもお洒落。
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タウン誌を見て一目ぼれをしたgejigejiは、中村縫製にさっそく来店してTシャツを購入。
店舗概要
アクセス
〒132-0011 東京都江戸川区瑞江1丁目43-8
TEL:03-3677-3241
都営新宿線瑞江駅から徒歩5分
営業時間
- 土曜日:10:00~17:00
- 日曜:不定休
- 平日:要予約
駐車場はありません。周辺のコインパーキングの相場は200円/30分といったところ。
店舗外観

レンガと木で味わいのあるレトロな雰囲気の外観。鉄製の淡いブルーっぽい色の扉も良い味を出してますね。
恐る恐る扉を開いてみると、店内もとても良い雰囲気の空間。
店舗内観
販売スペースはとてもこじんまり。扉を入ってすぐの土間エリアが販売スペース。

カットソーやTシャツのカラーバリエーションはホワイト・キナリ・ネイビーの3種類。

カットソーだけでなく、ワッフル生地のスウェットもありました。

お店の奥には試着室がひとつ。フリーサイズのカットソーを試着させてもらいました。
店舗よりも広い奥の工場では、数名の縫子さんたちがリズミカルにミシンを走らせていました。(アパレルブランドに提供している都合上、工場の撮影は不可。)
お店のコンセプト
店主さん「お父さんお母さんと子供たちが家族で着られる服をコンセプトに店内のミシンで手作りしています」
中村縫製で製造販売される服の特徴は何と言っても吊り編みで作られた生地。シンプルな見た目の中にも重厚さを感じます。
吊り編みとは
大きな寸胴型の織機で筒状の生地を織っていく製法で、1960年頃までは主流だったようです。
大量生産の時流の中で、現在ではより効率の良い高速の織機が主流になったため日本では限られた工場でしか生産されていません。
店主さん「今はもう吊り編み機が稼働してるのは和歌山県の4社しか無いんですよ」
吊り編みの生地の特徴は耐久性。伸縮に対してめっぽう強く、何十年たっても襟や裾が伸びる事なく着られるほどだそうです。そのぶん製造に時間がとてもかかります。
また熟練の職人が操る吊り編み機で織られたメリヤス生地は着心地もとても柔らかく仕上がるそうです。
商品ラインナップ

店頭の看板によると、こんな感じのラインナップ。
- HENLEY NECK
- CREW NECK TEE
- TANK TOP
- RAGLANT SHIRT
- REVERSE WEAVE SWEAT
- ZIP UP PARKA
値段は半袖のTシャツが5,800円、スウェットが13,000円と決して安くはないです。それでも吊り編み独特の柔らかい着心地と末長く着られる耐久性に期待し、Tシャツを1枚購入!

袋もいちいちお洒落です。油紙にお店の座判が印字されています。中央にはHADAGEARの文字が。先代の中村縫製は肌着の縫製に特化していたそうで、その技法は二代目の現在に受け継がれています。
Tシャツのディテール

店主さん「これはキナリと言って、綿本来の素材の色のままなんです」
そんなちょっとしたことも丁寧に教えてくれる店主さん。

首回りには余計なタグもなく、gejigejiの好きな感じのシンプルさ。
まさに着心地抜群。首回りや裾がどれくらいでヨレヨレになるか、それともならないのか。バンバン普段使いして検証していきたいと思います!
まとめ
レトロな外観がひときわ存在感を放つ中村縫製。店主さんも気さくに話してくれて、お店の中もとても良い雰囲気。次は子供たちを連れて服を買いに来ようと思います。
お揃いとか苦手なgejigejiも、中村縫製の服ならコテコテのお揃いコーデにならないのでなんとか付いていけそうです。
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