透き通るスープは照明に照らされて黄金に輝く。あっさり系の醤油ベースのスープにはしっかりとしたダシの風味。そんなスープに加えられるのは絶妙な量そして粒感の背脂。
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巷で流行りの雑多なトッピングには一切頼らない!このシンプルなラーメンは、大将の自信の塊。まさに職人技!
寸分の狂いなく繰り出される大将のリズミカルな動作はイチローのルーティンさながら。刻む湯切りのリズムにカウンターに座る腹ぺこたちの腹の虫も黙ってはいられない。
店舗概要
アクセス
都営新宿線篠崎駅から徒歩3分。京葉道は東京の最果てにラーメン勝はひっそりとたたずみます。
外観
京葉道の暗闇に煌々と光る黄色い看板。勝(かつ)のトレードマークです。
店内はカウンターのみ7席。本当に小さな店舗です。サッシを見ていただくと分かる通り、とっても清潔に保たれています。小さくて年季が入っているけど綺麗。大将の人柄はお店の外観にもラーメンの味、そしてラーメンが作られる工程にもにじみ出ています。
営業時間
- 18:00~26:00
- 定休日:日曜日
夜しか営業していません。毎日行列ができています。
メニュー
とてもシンプル。基本的にラーメンは醤油ベースですが、味噌ラーメンもあります。
- ラーメン:800円
- 味噌ラーメン:850円
- 大盛:100円
- こんぶ:200円
- わかめ:200円
- のり:150円
- もやし:150円
- バター:100円
- コーン:100円
- たまご:50円
割引・クーポン
このお店にクーポンなどあろうはずがありません。
クーポンに頼らずとも、客足が絶えません。
混雑具合
勝には駐車場がありません。このように深夜のお店の前には車の路駐が。深夜にも関わらず、お店の前には常に車がとまっています。
私がおとずれたこの日は火曜日の24:00。
20分ほど並んで店内へ。
大将の奏でるリズムに食欲がそそられる!
絶対に2皿ずつしか作ってくれません。皿の温度や茹で上がったあとの麺の固さと温度、トッピングの温度まで綿密に計算されています。
2つ以上作るとばらつきが生じてしまいます。それを大将は嫌います。
大将の背後に積み上げられた器はお湯で厳密に温度管理がされています。盛りつけ前にタオルでキュッキュッとふきあげてから、調理台の上に。
スープに溶かす背脂と麺はリズミカルに湯切りされ、1食1食と寸分違わぬ動作でラーメンが作り上げられていく様はまさに芸術。
カウンター全員の視線は大将が作り上げるラーメ1点に集中します。そうこうしているうちにラーメンはカウンターに配膳されていきます。
実食
ワカメをトッピング。本当は昆布をトッピングしたかったのですが、売り切れてました。それでも昆布は少し入っています。
スープは黄金色に輝くあっさり系の醤油ベース。ふんだんに使われた背脂のおかげであっさり感はありません。むしろそこそこコッテリに感じてしまうくらいです。
麺は太くもなく細くもなく。程よく波打つ麺に絡みつくスープや背脂の旨味。。最高です。ひとくち食べるとその美味しさに感動。。。けっこうな量の麺とスープが本当に嬉しい!
チャーシューはあまり注目されていませんが、とても美味しい!!トッピングのメニューにもないのでスルーされがちですが、かなりのクオリティ。このサイズのチャーシューが3枚入っています。
この昆布を麺といっしょにすすり上げて食べると、スープもほどよく絡まり口の中で味が混ざり合って最高。
噛めば噛むほど味が出るとは本当なんですね。。この昆布はかなり人気のトッピング。あまり遅く来店すると売り切れてしまっています。
けっこうなボリュームもなんのその。あっという間に食べきってしまいました。
まとめ
江戸川区の最果てエリア、ここ篠崎は実はラーメンが美味しいエリア。
勝のすぐ目と鼻の先にはチャーシューが超絶美味い麺喰屋澤。
関連記事:世界一のチャーシュー!麺喰屋澤(ラーメン・江戸川区篠崎)
澤の隣には格安コインパーキングがありますので、車で訪れてみてはいかがでしょうか。時間をかけて訪れても損はしないと思います。
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